- 本分析結果は、単位面積(m2)あたりに存在する放射能量(Bq)「沈着量」を示している(深さ5 cm)。
- 土壌試料採取においては、採取地点の環境放射線強度や採取スケジュールを勘案し、1~7 個のサンプルを採取(基本5 サンプルを採取)。
- 沈着量の計測は、以下の方針で実施。
- 134Cs, 137Cs, 131Iの場合
採取した全試料を対象として測定。 - 110mAg, 129mTeの場合
134Cs, 137Cs, 131Iの分析結果を参考に、検出が予想される地点(約1,200 個所)を選出し、その地点から採取された全ての試料を測定。 - 89Sr、90Sr、238Pu、239Pu+240Puの場合
測定に長時間を要することから、検出が予想される地点(100 個所)を選出し、その地点で採取された試料から1 試料を選出して測定。
- 134Cs, 137Cs, 131Iの場合
- 沈着量、誤差、検出下限値および平均沈着量は、平成23年6月14日に半減期補正した後の値を記載。
- 測定において、当該核種の明確なピークを検出できなかった場合、あるいは算出した沈着量の値が0.0 以下であった場合は、「ND」と表記。また、誤差は「-」と表記するとともに、検出下限値を参考値として記載。
- 算出した沈着量が検出下限値未満であっても、当該核種のピークを検出できた場合には、その値を参考値として記載。また、検出下限値を参考値として記載。
- 沈着量の平均値算出法は、以下の通り。
- 134Cs, 137Csの場合
同一地点で採取した試料のうち、沈着量が検出下限値以上のものを抽出し、それらを算術平均して算出。 - 131I, 110mAg, 129mTeの場合
同一地点で採取した試料のうち、1 つでも検出下限値以上の測定値がある場合、検出下限値以上の値及び検出下限値未満の値を算術平均して、平均沈着量を算出。 - 89Sr、90Sr、238Pu、239Pu+240Puの場合
同一地点で採取した試料のうち、1 試料のみを選択して計測したことから、当該試料の測定結果を平均値として使用。
- 134Cs, 137Csの場合